コロンビアで5月31日、大統領選挙の第一回投票が行われた。結果は多くの人に衝撃を与えた。
トップになったのは、アベラルド・デ・ラ・エスプリエリャ、47歳の刑事弁護士だ。彼はこれまで一度も選挙で当選したことがなかった。自らを「エル・ティグレ(虎)」と呼ぶ彼は、治安強化、法と秩序、そして経済の自由化を訴えて選挙戦を戦った。得票率は43.74パーセントだった。また、アメリカのドナルド・トランプ大統領に好意的な発言をしており、親トランプ派と広く見られている。犯罪対策については、エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領が行った強硬な取り締まりを手本にすると述べている。
2位は左派の上院議員、イバン・セペダで、40.90パーセントを獲得した。セペダは現職大統領グスタボ・ペトロの同盟者であり、人権活動家でもある。彼は武装勢力と戦わず交渉する「完全な平和」戦略の継続を訴えた。
どちらの候補も50パーセントに届かなかったため、6月21日に決選投票が行われる。今回の投票率は約58パーセントで、コロンビア大統領選の第一回投票としては記録的な数字だったと報告されている。
3位に終わった上院議員パロマ・バレンシアはデ・ラ・エスプリエリャへの支持を表明した。6月21日、コロンビア国民は二つの異なるビジョンのどちらかを選ぶことになる。