コロラド州のロッキー山脈で、キバラマーモットたちが冬眠に備えて草や花を急いで食べている。彼らは冬の約8か月間、トンネルの中で眠り続けるため、体に十分な脂肪をためなければならない。研究者のケイティ・アドラー氏は「太っているほど、冬を生き延びられる可能性が高くなる」と説明する。
この冬眠前の時期を盛り上げるため、研究者たちは「太ったマーモットウィーク」という投票イベントを企画した。8匹のマーモットの中から、誰が一番太っているかを一般の人々が投票で決める。このイベントは、アラスカの有名な「太ったクマウィーク」を参考にして作られた。
しかし、このイベントには重要な目的がある。ロッキー山脈生物学研究所は1962年からマーモットの研究を続けており、これは世界で2番目に長い哺乳類の研究だ。科学者たちは、彼らを観察することで気候変動の影響を調べている。
近年、温暖化の影響で冬の雪が減り、多くのマーモットが命を落としている。さらに、研究のための国の資金が減っているため、研究チームはインターネットで資金を集める活動を始めた。今回のイベントも、研究を続けるための大切な挑戦だ。