二酸化炭素は地球の気温を上げる原因になっている。科学者たちは長年、このガスを集めて役に立つものに変える方法を探してきた。その一つが、電気を使って二酸化炭素をエタノールなどの便利な化学物質に変える技術だ。しかし、この変化を起こすには、二酸化炭素をたくさん吸収して素早く運ぶ特別な液体が必要である。理想的な液体を見つけるために、何百万もの種類を実験室でテストすると、何十年もかかってしまう。
そこで、ストーニーブルック大学の研究チームは、人工知能(AI)と物理学を組み合わせた新しいコンピューターの方法を開発した。このシステムを使って130万個の分子を分析した結果、これまで試されたことがない6つの優れた液体を発見することに成功した。これらの液体は、二酸化炭素を非常に効率よく吸収して動かすことができる。
研究チームは、この発見に使ったデータやモデルを「COSMIC」という公開プラットフォームで世界中の科学者に共有した。これにより、世界中でクリーンエネルギーの研究がさらに早く進むと期待されている。AIの力によって、地球を汚すガスを未来の燃料に変える新しい道が開かれた。