トランプ米大統領は水曜日の夜、北京首都国際空港に降り立った。9年ぶりとなる現職米大統領の中国公式訪問が始まった。
空港では、青と白の制服を着た約300人の若者が小さなアメリカと中国の国旗を振って歓迎した。北京の高層ビルには「北京歓迎」という文字が輝き、中国のSNS「微博」では関連ハッシュタグがトレンド入りした。
出迎えたのは韓正副主席で、中国の駐米大使の謝鋒や外務次官の馬朝旭、そして米国の駐中大使のデービッド・パーデューも同席した。
今回の訪問では、関税、レアアース、人工知能、台湾問題、そして米国とイランの戦争など、多くの重要な議題が話し合われる予定だ。訪問はもともと4月に予定されていたが、イランとの戦闘が始まったため延期された。
トランプ大統領に同行した代表団には、テスラのイーロン・マスク、アップルのティム・クック、エヌビディアのジェンスン・ファンといった経済界の著名人のほか、マルコ・ルビオ国務長官やピート・ヘグセス国防長官も含まれている。
木曜日には習近平国家主席との首脳会談が行われ、天壇の訪問や国家晩餐会も予定されている。一方、中国側は台湾や人権など「四つのレッドライン」については交渉の余地がないと改めて表明した。