イラン中部の地下深くで、巨大な地下施設の建設が進められている。この施設は「つるはし山」と呼ばれ、地下100メートル以上の場所にある。トランプ米大統領は、この地下核施設に対して近く激しい攻撃を行う計画を発表した。この警告の数時間後、アメリカ軍は11夜連続となるイラン領内への爆撃を開始した。
アメリカ中央軍によると、米軍機はイランのドローン倉庫や司令部などを破壊した。爆発はテヘランなどの大都市に響き渡り、ガス精製所も被害を受けた。これに対し、イラン軍はバーレーンやヨルダンにあるアメリカ軍の基地へミサイルや無人機で反撃した。この衝突によるアメリカ軍の負傷者は500人を超えている。
緊張が高まった原因は、2025年6月のイスラエルとイランの戦争にある。この戦争でイランの主なウラン濃縮施設が破壊されたため、イランは「つるはし山」の頑丈なトンネルに多くの濃縮装置を移動させたとされている。イラン側は秘密の核作戦を否定しているが、もし核施設が攻撃されれば、中東全体を巻き込む大戦争になると警告している。
この衝突は世界経済にも大きな影響を与えている。世界の石油の5分の1が通るホルムズ海峡が戦場となり、原油価格が上昇している。アメリカはすでにこの衝突に375億ドルを費やしており、国防長官はさらに予算を要求している。パキスタンなどが仲介した休戦協定は崩壊し、外交による解決の道は急速に狭まっている。