2026年5月27日、ラオス中部の山の中にある洞窟で、5人の男性が救助隊のダイバーに発見された。男性たちは金を探しに洞窟に入ったが、激しい雨による洪水で出口が土砂に塞がれ、1週間以上も閉じ込められていた。
発見された時、5人は衰弱して非常に空腹だった状態だったが、全員生きていた。洞窟の奥260メートル以上の岩棚の上に座り、新鮮な空気がかろうじて流れ続けていたおかげで命をつないだ。救助作戦を率いるフィンランド人ダイバーのミッコ・パーシは、「全員が健康で元気だが、脱出はまだこれからで、簡単ではない」と述べた。
パーシは2018年にタイ北部のタム・ルアン洞窟で少年12人とサッカーコーチを救出した国際チームのメンバーだった。今回もその経験者たちが、辺境の省であるサイソンブーンに集まっている。
救助の最大の困難は洪水で満たされたトンネルだ。視界がほぼゼロで、あるダイバーは「コーヒーの中を潜るようだ」と表現した。さらに、コウモリの糞が分解されて発生する硫化水素という有毒ガスも危険をもたらしている。
現在検討されている救出計画は、水をポンプで排水して5人が自力で歩いて出られるようにすることだ。日本、フランス、インドネシアからも専門家が到着する予定で、多国籍チームが救助活動を続けている。なお、洞窟に入った人物のうち2人はまだ行方不明のままだ。