フランスなどのヨーロッパ各地で、夜になっても気温が下がらない「熱帯夜」が続いている。2026年6月、研究者グループは、この猛暑がこれまでに記録された中で最も激しいものであると発表した。スペインやイタリア、イギリス、フランスでは、昼間の気温が40度を超え、鉄道の線路が曲がったり、学校が休みになったりする被害が出ている。
研究者によると、この異常な暑さの原因は、石炭や石油などの燃料を使うことによる気候変動である。エルニーニョ現象の影響ではなく、人間の活動が直接の原因だと科学者たちは指摘している。もし50年前に同じような天気のパターンが起きていたとしても、気温は今より約3.5度低かったはずだという。
特に危険なのは、夜の気温が下がらないことだ。湿度と気温が高いと、人間の体は汗をかいて体温を下げることができなくなる。ヨーロッパの気温は世界平均の3倍の速さで上昇しており、特に6月の気温上昇が激しい。科学者は「私たちがどのような未来を望むのか、今まさに問われている」と警告している。