アーセナルが最後にイングランドのチャンピオンになったのは2003年から04年のシーズンだった。そのシーズン、チームはリーグ戦で一度も負けなかった。「インヴィンシブルズ(無敵艦隊)」と呼ばれたその伝説から22年間、アーセナルのサポーターたちは他のクラブが優勝トロフィーを掲げるのを見守り続けた。
そして2026年5月19日(火曜日)、ついにその瞬間が訪れた。
不思議なことに、アーセナル自身は試合をしていなかった。タイトルの行方は、イングランド南岸のボーンマスで行われた試合によって決まった。マンチェスター・シティはわずかな優勝の可能性を残すために勝利が必要だった。しかし、ジュニオル・クルピが39分にボーンマスの先制点を決め、シティは劣勢のまま時間が過ぎていった。
アディショナルタイムに入ってから、エルリング・ハーランドが得点して1対1に追いついた。しかし、それでは遅すぎた。この引き分けにより、シティは残り1試合でアーセナルに5ポイント差をつけられ、逆転は数学的に不可能となった。
ニュースが伝わると、何千人ものファンがエミレーツ・スタジアムに集まって祝った。その日、そこでは試合が行われていなかったにもかかわらず。
監督のミケル・アルテタにとって、この瞬間は特別な意味を持っていた。かつてアーセナルのキャプテンを務め、のちにマンチェスター・シティでペップ・グアルディオラのアシスタントコーチとして学んだアルテタは、2019年にアーセナルの監督に就任した。今回の優勝で、アルテタは元プレミアリーグ選手として初めてリーグ優勝を果たした監督となった。
アーセナルはこの3シーズン連続でリーグ2位に終わっており、6年間タイトルから遠ざかっていた。今回の優勝はその両方の記録に終止符を打った。
グアルディオラは声明の中で「マンチェスター・シティを代表して、ミケルと全スタッフ、選手、そしてファンにプレミアリーグ優勝を祝福します。彼らにはその資格があります」と述べた。
シーズンはまだ終わっていない。アーセナルは5月30日(土曜日)、ブダペストのプシュカーシュ・アレーナでパリ・サンジェルマンとのUEFAチャンピオンズリーグ決勝に臨む。クラブ史上初の欧州制覇を目指す戦いが待っている。