2024年7月、アメリカのニュージャージー州にある民家に隕石が落下し、屋根を突き破って寝室に落ちた。住人がすぐに手袋をして隕石をアルミホイルで包み、ガラス瓶に保存したため、宇宙の物質が地球の空気などで汚れるのを防ぐことができた。
2026年7月に発表された研究によると、この隕石は非常に珍しい種類のもので、中からアミノ酸などの有機物が見つかった。これらは生命の誕生に欠かせない材料である。さらに、隕石の中には大昔に水が存在していた証拠となる塩分も含まれていた。
科学者たちは、この隕石が火星と木星の間にある小惑星帯からやってきたと考えている。約1億5500万年前に大きな衝突があり、その後も何度も衝突を繰り返して地球に届いた。この発見は、大昔の地球に宇宙から水や生命の材料が運ばれてきたという説を裏付ける強い証拠となっている。