2026年4月27日、ロンドンマラソンで歴史が作られた。ケニア出身のサバスチャン・サウェが、バッキンガム宮殿の前を駆け抜け、1時間59分30秒でゴールした。公認レースでマラソンを2時間以内で走ったのは、これが初めてのことだ。
31歳のサウェは「気分がいい、とても幸せです。忘れられない一日です」と語った。
今回の記録は、2023年のシカゴマラソンでケルビン・キプタムが打ち立てた2時間00分35秒を65秒も上回るものだ。キプタムは2024年2月に交通事故で亡くなっており、サウェの走りはその記録を塗り替えた。
サウェだけでなく、エチオピアのヨミフ・ケジェルチャも1時間59分41秒でゴールし、2時間を切った。これがケジェルチャにとって初めてのマラソンだった。
サウェは後半59分01秒という驚異的なペースで走り、残り2キロで先頭集団を引き離した。ゴール前のザ・モールに入った時点で、記録達成はほぼ確実だった。
女子レースでは、エチオピアのティグスト・アセファが2時間15分41秒で優勝し、女子のみのレース世界記録を更新した。ケニアのヘレン・オビリが2位、ジョイシリン・ジェプコスゲイが3位に入った。
サウェはロンドン2連覇を果たし、マラソン界の新たな時代を切り開いた。