2026年6月、ロンドンで約1500人の人々がデモ行進を行った。彼らはイギリスが欧州連合(EU)を離脱すると決めてから10年が経ったことを記念して集まったが、お祝いのためではない。彼らのメッセージは「離脱は間違いだった」というものだ。
世論調査によると、現在イギリス国民の57パーセントがEU離脱を「間違った選択だった」と考えており、賛成し続けている人はわずか30パーセントにすぎない。この後悔の気持ちは、2022年の夏からずっと続いている。
後悔の主な理由は経済的な問題だ。政府のデータによると、EU離脱によってイギリスの経済は6パーセントも小さくなった。国民の多くが、物価の上昇や経済の悪化は離脱が原因だと考えている。また、若者の機会が失われたと心配する声も多い。
かつて離脱に投票した人の約4分の1も、今では考えを変えている。離脱すれば国が良くなると信じられていたが、多くの国民は「離脱によるメリットは何もなかった」と感じている。
しかし、再びEUに戻ることは簡単ではない。多くの人がEUとの強い関係を望んでいるが、以前のような特別な条件がないままEUに再加盟することには、まだ反対意見も多い。それでも、若い世代を中心に、未来を変えようとする動きが続いている。