2026年5月22日、アメリカのシカゴにあるフィールド自然史博物館で「ポケモン化石博物館」が始まった。この展示会は、本物の化石と人気ゲーム「ポケットモンスター」のキャラクターを並べて見せるユニークな試みだ。チケットの販売が始まると、オンラインで2万人以上が並ぶほど大きな話題となった。
会場では、約36体のポケモンの模型が、本物の化石やレプリカの隣に展示されている。例えば、有名なティラノサウルスの「スー」の骨格の隣には、恐竜に似たポケモン「ガチゴラス」が立っている。また、恐竜と鳥のつながりを示す重要な化石「アーケオプテリクス」の隣には「アーケオス」が並んでいる。この展示会は2021年に日本の国立科学博物館で始まり、日本国外で開催されるのは今回のシカゴが初めてである。
来場者が科学とゲームの世界を区別できるように、説明は色分けされている。赤い文字は本物の古生物学の事実を示し、青い文字はゲームの設定を説明している。空を飛ぶ翼竜は「プテラ」と、アンモナイトは「オムナイト」と並べられ、それぞれの特徴が比較されている。さらに、カブトガニやシーラカンスのような「生きた化石」も、対応するポケモンと一緒に紹介されている。
博物館の館長であるジュリアン・シガーズ氏は、「恐竜は科学への入り口だ」と語り、このコラボレーションが古生物学への興味を引く素晴らしい方法だと考えている。展示会は2027年4月11日まで開催される予定で、多くの人々が歴史と現代のエンターテインメントの融合を楽しんでいる。