ギリシャの首都アテネの中心部にある道路の下から、古代ローマ時代の巨大な建物跡が発見されました。この遺跡は、ヴァシリシス・オルガス通りで行われた工事中に行き当たりました。近くにはオリンピア・ゼウス神殿などがあり、遺跡の長さは約68メートル、幅は約11メートルに及びます。調査によって、柱が並ぶ通路や部屋、そして高度な排水システムが見つかりました。床には美しいタイルが残されており、当時の華やかさがうかがえます。この場所は、古典期には町の外にある住宅地や宗教的な場所でしたが、ローマ帝国が拡大すると町の一部になりました。その後、ビザンツ帝国時代には、より実用的な建物として使われるようになりました。ギリシャ文化省は、この遺跡を保存して一般に公開する計画を発表しました。文化大臣のリナ・メンドーニ氏は、この遺跡がアテネの歴史の変化を示す非常に重要な証拠であると述べています。修復が終われば、人々は数千年の歴史を感じながら歩くことができるようになります。