パキスタンは、2029年に打ち上げ予定の同国初となる月面探査車の名前を「ジンナー1号」に決定しました。この名前は、パキスタンの建国の父であるムハンマド・アリー・ジンナーにちなんで付けられました。名前の公募には約4000件の応募があり、バハワルナガルに住む17歳のタイヤブ・カリームさんが提案した名前が選ばれました。カリームさんには賞金10万パキスタン・ルピーが贈られました。
ジンナー1号は、中国の月探査ミッション「嫦娥8号」に搭載されて宇宙へ出発する予定です。目的地は、水資源が存在すると期待されている月の南極です。探査車は現地の地形を調査し、将来の有人探査に向けた技術テストを行います。
このプロジェクトは、中国が主導する国際月面研究ステーション(ILRS)計画の一部であり、パキスタンにとって宇宙開発の大きな一歩となります。2024年に月周回衛星「ICUBE-Qamar」の打ち上げに成功したパキスタンは、今回のミッションでさらなる技術向上を目指しています。