土曜日の夜明け直前、爆発物を積んだ車がマリの国防大臣の自宅に突入した。
サディオ・カマラ将軍は、首都から約15キロ離れた駐屯地の町カティでキャリアを築いてきた。2020年と2021年のクーデターで権力を握ったのもこの地であり、2026年4月25日、ここで彼は二番目の妻と孫二人とともに命を落とした。アルジャジーラなどが報じた。
その死は始まりにすぎなかった。
ほぼ同じ時刻、バマコ、セバレ、モプティ、ガオ、キダルの5都市でも銃撃戦が起きた。バマコのモディボ・ケイタ国際空港付近では爆発音が聞かれ、航空便が欠航となった。マリ全土が南北にわたる組織的な攻撃を受けていた。
この朝を歴史的なものにしたのは、その広がりだけではない。背後にある同盟関係だった。
アルカイダ系武装組織JNIMとトゥアレグ系分離独立運動FLAは、長年それぞれ独自にマリの軍事政権と戦ってきた。両者は共通の敵を持ちながらもイデオロギーは異なる。しかし今回、初めて作戦を共有した。JNIMがバマコやカティなど各地を攻撃し、FLAはキダルを掌握したと宣言した。
キダルではマリ軍とロシアのアフリカ・コープス傭兵が反乱勢力と交渉の末に撤退した。2023年11月に奪還したばかりの都市が再び失われた。政府報道官は兵士と民間人を含む16人が負傷したと発表した。首都地区には3日間の夜間外出禁止令が出された。