2026年7月9日の午後、スペイン南部で恐ろしい速さの山火事が発生した。強い風に流された火は、わずか2時間で15キロメートルにわたって広がり、逃げる時間はほとんどなかった。金曜日の朝までに、アルメリア県で少なくとも12人の死亡が確認された。さらに23人が行方不明になっており、救助隊による捜索が続けられている。
被害が出たのはロス・ガヤルドスやベダルなどの地域で、ここには多くの外国人観光客やイギリスからの移住者が暮らしていた。地元政府によると、亡くなった人のほとんどが外国人だという。避難する際、一部の住民は乾いた川のベッドを通って逃げようとしたが、そこが罠となり、車の中で多くの人が亡くなっているのが見つかった。
この火災で3,200ヘクタール以上の森林や農地が焼け、約1,000人の住民が避難を強いられた。消火活動のために、150人の消防士と220人の軍人が集められた。火事の原因はまだ調査中だが、切れた電線から乾燥した草に火がついたという目撃情報もある。スペインでは最近、気温が40度を超える厳しい暑さが続いており、山火事が起きやすい危険な状態だった。