スウェーデンの無人島にある洞窟で、約9500年前の妊婦の骨が見つかった。ウプサラ大学の研究チームによると、亡くなった女性は14歳から19歳の間で、お腹の中には胎児の骨も残っていた。このように古い時代に、胎児と一緒に埋葬された状態で見つかるのは非常に珍しい。
この洞窟は「スーデル・ヴァグンフース」と呼ばれ、バルト海に面している。女性は体を丸めた姿勢で横たわっており、お腹の胎児は生まれる準備のために頭を下に向けていた。胎児の骨はとても小さくて壊れやすいため、これほど良い状態で残っているのは世界でも珍しいという。
研究チームは、この島々が氷河から現れた後、古い時代から人々がここで暮らしていたと考えている。今後はDNA分析などを行い、女性と子供の詳しい関係を調べる予定だ。