NASAが集めた星の光のデータの中に、長い間気づかれていなかった惑星が隠れていた。
イギリスのウォーリック大学の天文学者たちは、「RAVEN」と呼ばれるAIシステムを開発した。このシステムは、NASAの系外惑星探査衛星「TESS」が収集したデータを分析し、118個の新しい系外惑星を確認することに成功した。そのうち31個はこれまで一度も観測されたことがなかった。さらに、RAVENは2000個以上の高品質な惑星候補にフラグを立て、そのうち約1000個は科学的に全く新しい発見だという。
RAVENは約220万個の星のデータを調べ、0.5日から16日の軌道周期を持つ惑星を探した。発見された惑星の中には、1年が24時間未満という「超短周期惑星」も含まれている。
また、別の研究では、太陽に似た恒星の約9〜10パーセントが近い距離に惑星を持つことが明らかになった。「ネプチューン砂漠」と呼ばれる領域では、その割合は約0.08パーセントまで下がる。これは、この領域がいかに空っぽかを初めて正確な数字で示した成果だ。
一方、オーストラリアのUNSWシドニー大学のチームは、2つの星が互いに周回する「連星系」を観測し、27個の惑星候補を特定した。TESSは2018年に打ち上げられ、現在までに885個の惑星が確認されている。