オクラホマシティのアウェーコートで、シーズンの命運を懸けた第7戦が行われた。その試合が、バスケットボール界最大の議論に決着をつけた。
ビクター・ウェンバンヤマは今、世界最高の選手だ。9人のメディア投票者が全員一致でそう判断し、22歳のフランス人センターは2026年ウエスタン・カンファレンス・ファイナルズMVPに選ばれた。
5月30日、サンアントニオ・スパーズはオクラホマシティに乗り込み、ディフェンディングチャンピオンのサンダーを111対103で破った。第7戦のこの勝利でシリーズを4勝3敗で制し、スパーズは2014年以来初めてNBAファイナルへの切符を手にした。
ウェンバンヤマはその試合で22点を記録したが、シリーズ全体の数字こそが実力を物語っている。平均27.3点、10.9リバウンド、2.7ブロックを記録し、フィールドゴール成功率48%、3ポイント成功率は驚異の40%に達した。身長224センチという体格でこれほどの射程距離と守備力を兼ね備えるのは非常にまれで、2023年NBAドラフト全体1位指名の理由がよくわかる。
第1戦では延長2回の末に41点24リバウンドという圧巻のパフォーマンスを見せた。
スパーズは前シーズンにわずか34勝しか挙げられなかったチームだ。それがわずか3シーズンで、ウェンバンヤマが若いロースターをチャンピオンシップへと引き上げた。
チームを率いるのは、NBAで最も多くの勝利を記録したグレッグ・ポポビッチのスタッフから昇格した1年目のヘッドコーチ、ミッチ・ジョンソンだ。
ファイナルで待ち受けるのはニューヨーク・ニックス。この2チームがファイナルで対戦するのは1999年以来27年ぶりで、NBA史上13回目のファイナルでの再戦となる。
第1戦は2026年6月3日、サンアントニオのフロスト・バンク・センターで行われる予定だ。