水は命を運ぶものですが、アメリカの3つの大きな川には、10年以上にわたって別のものが流れていました。それは「PFAS」と呼ばれる人工の化学物質です。この物質は自然界や人間の体の中で分解されにくいため、「永遠の化学物質」と呼ばれています。
2026年6月24日、政府は化学メーカーのケマーズ社と歴史的な合意に達したと発表しました。ケマーズ社は、ウェストバージニア州、ノースカロライナ州、ニュージャージー州にある工場周辺の汚染を解決するため、約4億5000万ドルを支払うことになります。
この合意により、ケマーズ社は2250万ドルの罰金を支払うほか、安全な飲み水を提供するために約2億8000万ドルを使わなければなりません。また、工場に新しい設備を建てて有害物質を取り除く計画も進められます。
PFASは、がんや免疫系の病気など、健康に深刻な影響を与えることが分かっています。今回の合意によって、ケマーズ社は今後15年間にわたり、厳しい監視を受けることになります。