ワシントン州第2の都市スポケーンで、8月最初の週末に大規模な山火事が発生した。強い風にあおられた炎は住宅街に急速に広がり、これまでに600以上の建物が完全に破壊された。気象局は、この地域で初めてとなる「極めて危険な状態」の警告を出していた。
この火災により、約6万人の住民が避難を余儀なくされた。街のコンベンションセンターは避難所となり、多くの人々を受け入れている。また、約3万世帯が停電し、街は有害な煙に包まれた。スポケーンのリサ・ブラウン市長は、この災害を「地域が経験した中で最悪の自然災害」と呼んだ。幸いなことに、現在のところ死者や負傷者は報告されていない。
ボブ・ファーガソン州知事は非常事態を宣言し、連邦政府に支援を求めた。オーストラリアからの消防隊を含む900人以上の消防士が消火活動に当たっているが、火の勢いは完全には収まっていない。月曜日からは気温が下がり、風も弱まると予想されているが、復興には長い時間がかかるとみられている。