2026年6月18日、ウクライナ軍はロシアの首都モスクワに対して、過去最大規模のドローン攻撃を行った。主な目標となったのは、クレムリンからわずか15キロメートルに位置するカポトニャのモスクワ製油所だった。この攻撃により、製油所では激しい火災が発生した。
ロシアの防空システムはモスクワ上空で約200機のドローンを迎撃したが、全体では500機以上のドローンが飛来したとされている。この影響で、モスクワの空港では500便以上の飛行機が遅れたり中止になったりした。また、落ちてきたドローンの破片によって、商業施設や住宅が被害を受け、10人以上が怪我をした。
攻撃された製油所は、モスクワで使われる燃料の約40パーセントを供給する重要な施設である。ウクライナのゼレンスキー大統領は、この攻撃がロシアによるウクライナのインフラ攻撃に対する報復であることを明らかにした。数日前には、ウクライナの歴史的なキエフ・ペチェールシク大修道院が攻撃を受けていた。
今回の攻撃は、NATOの国防相会議がブリュッセルで開かれる直前に行われた。ゼレンスキー大統領は、ロシアが戦争を止めない限り、攻撃を続ける姿勢を示している。