テキサスA&M大学の研究者たちが、ワイン用のブドウの種を宇宙へ送る計画を進めている。この種は国際宇宙ステーション(ISS)に約6ヶ月間滞在し、強い宇宙放射線や無重力という厳しい環境にさらされる。地球に戻った後、種は研究用の畑に植えられ、宇宙に行かなかった種と比較しながら育てられる予定だ。研究チームは、この種から育ったブドウを使って、世界初の「宇宙ワイン」を造ることを目指している。このプロジェクトは、2人の宇宙工学の学生が授業の課題として考案したもので、種を放射線から守る特別な容器も彼らが設計した。研究を率いるシャイナー博士は、宇宙の過酷な環境が植物の遺伝子にどのような変化を与えるかを調査したいと考えている。この実験は、将来の地球温暖化に強い農作物の開発にも役立つと期待されている。