2025年、ジェームズ・コミー元FBI長官はインスタグラムに一枚の写真を投稿した。砂の上に貝殻で「86 47」という数字が並べられており、「浜辺の散歩で見つけたかっこいい貝殻の形」というコメントが添えられていた。数時間後、彼はその投稿を削除し、「これらの数字が暴力と結びつけられることを知らなかった」と説明した。
しかし約一年後、この貝殻の写真が彼を再び連邦裁判所へと引き戻すことになった。
4月28日、ノースカロライナ州東部地区の連邦大陪審は、大統領の生命を脅かす脅迫と、州をまたいで大統領への殺害脅迫を送信したという二つの罪でコミー氏を起訴した。有罪となれば最大10年の禁固刑が科される可能性がある。
司法省によれば、「86」は「排除する」という俗語であり、「47」は第47代大統領ドナルド・トランプを指すと解釈されている。トッド・ブランシェ司法長官代行は「大統領への脅迫は絶対に許されない」と述べた。
コミー氏はサブスタックで動画を公開し、「私はまだ無実であり、恐れていない」と語った。4月29日、彼はバージニア州アレクサンドリアの連邦裁判所に出頭した。
これはトランプ政権がコミー氏を起訴した二度目のケースである。最初の起訴は2025年9月に行われたが、同年11月に連邦判事によって却下された。今回の裁判では、貝殻の写真が「真の脅迫」に当たるかどうかが争点となる見込みだ。